TOP > 社員インタビュー > 中安 伸一

生産者の方が食材に込めた思いを、
料理を通してお客様に伝えたい

中途/入社19年

さんぽう西村屋本店

料理長


中安 伸一

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Nobukazu Nakayasu

Q1. 西村屋を選んだ決め手は?

私は城崎の近くの但馬の出身で、
子どもの頃から自然に囲まれて育ってきました。
大阪の調理学校に進学しましたが、
地元で仕事がしたいという思いがありました。
調理学校で求人の先生にその思いを相談し、西村屋を紹介していただきました。

会社見学に来て、
お客様に提供している食材や料理を見て感銘を受けました。
ここで和食を作る仕事をしたいと思ったんです。長く一つの場所で研鑽を積みたいと思っていましたので、
職場の雰囲気がとても良いところも、西村屋に入社した理由の一つですね。

Q2. お仕事内容と働いてみた感想を教えてください

今は料理長という立場を務めさせて頂いていますので
まずはメニューを考えることが主な仕事です。
私はさんぽう西村屋本店というお食事処に在籍しており、カウンターでお客様と対話しながらお料理の提供をしています。

お客様から直接感想を伺うことができますし、お客様から常に見られている緊張感の中で料理をしています。
旅館では仲居さんがお料理を出しますので、スタイルは全然違います。
いくつになっても新しい経験ができるのは楽しいですね。

お料理のことは勿論ですが、その見せ方やお客様とのコミュニケーションの大切さも、後輩に伝えながら業務にあたっています。

Q3.城崎での生活の魅力を教えてください

なんと言っても自然が多いこと。
海が綺麗で、ウィンタースポーツも楽しめます。
城崎の美しい雪景色が私は大好きです。

そんな豊かな自然に囲まれていますから、
新鮮な食材が手に入ります。
鮮度の高い食材を調理してお客様に提供できることは大きな魅力です。

城崎内には新しいお店も増えています。レストランやスーパー、カフェもありますし、
最近、西村屋グループでもバーをオープンしたんですよ。
新しい試みを頑張っている若い方達との関わりも大切にする一方で、昔からお付き合いのある業者さんとも良い関係を保っています。

古き良き文化を守りながら、
新しい文化も柔軟に受け入れる。
そんな懐の広さも、城崎という街の魅力だと思います。

Q4.仕事をするうえで大切にしていることは何ですか

料理長として、生産者の方が食材に込めた思いをお客様に伝える、ということを心がけています。
新鮮な食材は下手に手を加えすぎない方が美味しくいただけるので、その塩梅も意識していますね。

そのためには食材を、生産者さんを知ること。
コロナウイルスの感染拡大でお店を休業していた時期に、スタッフみんなで畑を手伝いに行ったこともありました。

仕入れて使うだけでは、
その食材がどのように作られているかは分かりませんから。
後輩達にとっても学びになったようです。生産者さんとも良いお付き合いをさせてもらいながら、お客様に喜んでいただく料理を常に考えています。

Q5.今後の展望を教えてください

後輩を育てて、自分も腕を磨き続け、西村屋のファンになってくださるお客様を増やしていくことが目標です。
お客様によって好みは違いますし、料理に正解はないんですよね。
それでも、料理に真摯に向き合い、いらっしゃったお客様にご満足いただける対応力をつけていってもらいたいと思います。

この仕事をしてみて気づくことっていっぱいありますね。
自然の力を知り、食材の生産方法やこだわりを知り、料理の可能性を知って、城崎の魅力により取り憑かれたようです。
ひたむきに努力を続けると、仕事も人生もさらに楽しくなるんだなと感じています。

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