これは、私たちが掲げているミッションです。
創業からの160年の歳月の中で、
私たちは常に時代の変化に柔軟に対応し、
お客様に最高のおもてなしを提供することに全力を注いでまいりました。
地域やお客様から愛され、
今日を迎えることができたと感じています。
観光業は世界的にも成長産業と言われており、日本は海外から人気の高い旅行先の一つといわれています。
インバウンドが増加傾向にある中、
観光庁は2030年に6000万人を誘致、
総額15兆円にも登る消費を目標としているため、
観光業は更なる盛り上がりが期待できるでしょう。
城崎の地は、私たちにとって特別な場所です。
ここに受け継がれてきた歴史と文化、
そして温泉の恵みは、私たちのサービスの礎となっています。
西村屋を、城崎のまちを、
そして日本の未来を活気あるものにするため、
私たち西村屋は、城崎を代表する老舗旅館の一つとして、業界を牽引する存在になっていきたいと考えています。
皆さんの人生を応援したい。
日本のホテルや旅館、観光業界と聞くと、
皆さんはどう言ったことを想像しますか?
伝統がある、品質の高いサービス、温泉やアミューズメントなどの娯楽施設が充実している、
そんなことが挙げられると思います。
一方で、働く時間が変則的、
休日が少ない、給与が低い、
そんなネガティブなイメージも少なからずあるのではないでしょうか。
確かにそういった風潮はありますし、
西村屋も以前はその中の1つだったかもしれません。
しかし、西村屋は進化しています。
2023年には基本給をアップし、
2024年には年間休日数を大幅に増加。
たすき掛けといわれている複雑なシフトを撤廃し、
ライフワークバランスを重視した体制へと整いつつあります。
城崎にとって、西村屋にとって大切なのは、やはりたくさんのお客様に来ていただくこと。
そのためには、ともに働く皆さんの人生が豊かでなければいけないと、私は思っています。
城崎というまち。
城崎というまちは、少し特殊です。
「共存共栄」と町是にあるように、
城崎と旅館のどちらが欠けても成り立たない、
二つ揃って一つの完成体です。
まちに人を呼び、旅館をご利用いただき、
その収益でまちに投資を行い、また人を呼ぶ。
これが、非常に上手く確立しています。
自分たちだけが売れればいい、
そんな考えの旅館は城崎には一つもありません。
地域をあげて成果を出すことが時代的にも求められていますし、そんな城崎だから海外のゲストにも選ばれているのだと感じます。
それくらい、城崎というまちが魅力的なんです。
学生の皆様へ
旅館業界は、
これからの日本を牽引していく成長産業です。
城崎温泉の可能性は非常に大きく、それは長年の歴史に裏打ちされた、日本らしい思いと伝統が詰まっているからに他なりません。
皆さんが持っている力を今以上に伸ばし、輝き続けられるステージがきっと西村屋にはあります。
私たちに、皆さんの人生を応援させてください。